SASANAMI DAYS

近江大津宮にまつわる云々 とか趣味のこと とか

「大宰府講座(大宰府と筑後編)」受講

今回は放送大学の面接授業です。

 2011/11/12-13 於:九州歴史資料館

 

またしても九歴の大宰府講座に参加してきました。放送大学の面接授業(スクーリング)ですが、フィールドワークのついたとっても楽しい講義なのです♪

実は今回言いたいのは、講義の内容ではなく(あ、講義内容はもちろん素晴らしかったですよ!)朝倉宮のこと。

以前の大宰府講座で、現在”志波地区”が朝倉宮跡の有力な候補地としてあがっていることを知りましたが

その志波地区って、あの 木の丸殿周辺ではないですか~~~っ

 

いや、「あの」って何?って思われるでしょうが、あの場所には私的には結構な思い入れのある場所だったのです。

その場所は中大兄皇子斉明天皇の喪に服すために籠ったという伝承がある地なのですが、裏付けするものは何もなく、本当に伝承レベルだったんです。

私がその地を訪ねたのは10年くらい前だったんですが、当時はほとんど調査もされていませんでした。

須川地区に「朝倉宮跡」として石碑が建ってはいましたが、それすら「根拠なし」とされていました。

 

 

それがっ!今ではっ!!

 

大規模な建物群の遺構がざくざくと!(今のところ、周辺建物群だけですが)

 

志波地区

中央右寄りに青い屋根の建物は小学校の体育館なんですが、この下あたりに朝倉宮跡があるのではないかと

言われているそうです。

木の丸殿は左側、写真よりちょっと切れるくらいの位置だったかと。

三方をぐるりと山に囲まれ、宮を置くには絶好のロケーションです。

 

いや~~本当に感慨深いです。これからの研究の成果が期待されます♪