天智天皇伝説の残る「琴弾ノ滝」
このゴールデンウィーク、今はなき地元ローカル登山雑誌「GreenWalk」に記事を見つけて以来、行ってみたいと気にはなっていたもののなかなか行きそびれていた山に行くことにしました。
なぜだか天智天皇伝説の残る滝
福岡県田川郡赤村。平成の大合併以降も村の名を残してるってなかなか貴重。同じ県内とはいえ、なかなか訪れる機会の少ない場所です。意外とも思える場所に何故か天智天皇伝説が残っているという。なにかあるのだろうか。
車でないとまず行けないような場所ではありますが、それなりに整備されていました。
ただ、看板と滝があるだけだったんですが…。
あえて紀元で書いてあるところをみると、なにかしら伝承として残っているのでしょうか。すごく気になります。
そして「豊前の国に御立ち寄りの時」とありますが、何しに行ったの?!と言いたくなります。朝倉宮に政を移した白村江の戦いの頃ならともかく、皇太子時代に何のためにといろいろ妄想が捗ります。
中大兄皇子の名前
中大兄の「中」は「那珂」である。というもの。
関西の方とかにはピンと来ないかもしれませんが、那珂って福岡の地名なんですよ。那珂川という地名が今も残ります。朝倉宮に移る前の行宮(かりのみや)長津があったと一説では言われている場所なんですね。
長津宮=磐瀬行宮は別の場所という説もあり、それはもう少し豊前の国寄りです。いずれにしても、もともと縁があるとも考えられ、何かしらこの地方に訪れる必要があったのかも?などと考えるとあながちトンデモ伝承とは言えないのかも、とワクワクしてきます!
地方の古代史研究もいいかも!
でも郷土史の調べ方ってどうするのかな?やっぱりまずは資料館、図書館でしょうか。
近江から遠く離れた地で残念に思うことが多いのですが、なんだかとても良い拾い物をしたような気持ちになるGWとなりました。
<琴弾ノ滝>
満を持して登場!近江神宮(違)
見てきました!「ちはやふる 下の句」
上の句公開後すぐだったんですね。こういう興行の仕方は最近の流行りかな?半年後くらいにやるのかと思っていたらすぐだったので、慌てて行ってきました。
今度こそ!近江神宮!!
全国大会に出場することになった瑞沢高校かるた部。やって来ましたよ、近江神宮!吹奏楽部の威風堂々の調べにのってババーンと登場。美しい…。思わずホロリと涙が。(なんでだ)うん、だってしばらく近江神宮には行ってないんですよ。山科の御陵はなんとしてでも行かなきゃと思って関西に行くたびに寄るようにしてるんですが、近江神宮はアクセス上の都合でなかなか行きづらく。しばらく行ってなかったんです。やっぱいいなぁ~。
ていうか、あんなに人の集まっている近江神宮、始めて見た。年始のかるたの名人戦クイーン戦のニュースがあるときにちらりと映像で見るくらいなので、近江神宮に人が集まってる姿って想像できなかったんだけど、やっぱり本当にかるたの聖地になってるんですね。ありがとう、藤原定家(?)
でも出来ればなぜ近江神宮なのかとか、ご祭神のこととか(!)説明があったほうがいいんじゃない?と思ったんですが。映画の観客はてっきり原作ファンなんだろうな~と思っていたんですが、見たところ広瀬すずちゃんファン?なのか中高校生くらいの男子が多かった。原作を読めばわかるだろうけど、映画が初見の人にはわかならいところが結構あるんじゃないかな~と。
話の本筋じゃない?…うん、そうなんですけどね。単なる私の希望です。
映画「ちはやふる」
上の句が太一をメインにしたストーリーになっていたので、たぶん新を中心に話が進むんだろうなと思っていましたが、そうでもないというか、そのせいで話がバラけてしまった印象。
それぞれが悩み、成長していく青春ストーリーなので仕方のかもしれないんですが、登場人物のキャラがブレブレなんですね。特にちはやが。
太一のかるたが一番楽しかった時って瑞沢かるた部が全国大会決定した時じゃないのかなって思うんですけど。映画では子供の時の描写がほとんどないし、特に太一にとっては眼鏡事件で嫌な思いがあるはずなので、子供の頃の”チームちはやふる”を持ってくるのはちょっと無理矢理感があるかな。
原作は長い期間をかけて連載しているものを映画の尺で表現するのは難しいですね。しかもまだ連載中。ちはやふるの登場人物たちは皆キャラが立っているので映画の尺じゃもったいないんですよね。映画そのものもかなりのクオリティなので特に。
そして何より詩暢ちゃん!ハマリ役ですね、この女優さん。私はこの松岡茉優さんは初見で、ちょっと美少女すぎるのでは?と思ったんですが、確かに原作のイメージとは違うものの、若宮詩暢というキャラクターを圧倒的な”静”の雰囲気で演じきっている。下の句は全部詩暢ちゃんに持って行かれた感すらある。先が楽しみな女優さんです。
総括
この映画は将来有望な若手俳優の発掘現場のような気がしました。青春っていいなぁとしみじみ…(年寄りの感想です)。
おおつ光ルくんもチョイ役で登場するし。見ていて楽しかったです。
どうやら、続編が決まったとのこと。楽しみです。むしろ詩暢ちゃんのスピンアウトでもいいですね。
クレセントオフ会のこと
クレセントとは漫画家・長岡良子賛成のファンサイトなんですが、かれこれ15年のお付き合いがあります。
日本史の場合、フィールドワークが重要なこともあり、ゆかりの地を尋ねることは当初から活発に行っていたのですが、それぞれ事情があったり人の出入りがあったりで細く長く続いているクレセイントのオフ会、 本年も行って参りました。
今回は湖北の旅です。
クレセント
1.2000.11 正倉院展
2.2001.5 近江★
3.2002.8 葛城・栄山寺★
4.2002.10 佐保路(子連れオフ)
5.2003.3 ミニオフ(坂上郎女オフ)
6.2004.4 飛鳥
7.2004.8 山辺の道
8.2005.4 平城京(お墓参りオフ)
9.2006.4 鳥取(万葉コスプレ)★
10.2007.4 斑鳩
11.2008.4 福岡(粟田殿オフ)★
12.2009.5 W飛鳥
13.2010.5 東京(大正浪漫オフ)★
14.2011.5 近江再び★
15.2012.4 高岡(越中万葉オフ)
16.2013.4 伊勢
17.2014.5 天平三都物語(紫香楽、恭仁京、平城京)
18.2015.4 太秦★
19.2016.4 湖北★
★印が私が参加している回です。
私も近江地方にはひとりでも結構行ってるほうだと思うんですが、興味が偏っているので、他の人と行くと新しい発見があって楽しいです。
レポートは改めて書きたいとは思っていますが、こうやって眺めてみると歴史を感じますねー。
社会に出てからこのかた、古代史の話をする機会がほとんどないので(歴史講座なんかにはそれになりに出席していますが、あれはちょっとまたベクトルが違うので)インターネットの力って本当にありがたいと思います。
近江神宮が舞台の映画(違)
ブログを相変わらずだいぶサボっていますが、「ちはやふる」実写映画化されると聞いてさっそく見に行ってきました。
ちなみに、漫画は読んでいますがアニメは見てません。
漫画の実写版というのはイメージの違い落胆するものですが、この映画は原作のイメージを損なうことなく青春映画になっているのがすごいですね。かるたは素材で「かるた」で青春している人たちのお話なんですが。
で、このブログ的最大のネタバレ。
近江神宮が出てこないーーーーーーッ
そこですか?と言われそうですが、そこです。
ここしばらく、近江神宮に行っていないので、スクリーンに映る近江神宮はどんなものかしらと楽しみにしてたのに(涙)
まぁでも考えてみれば近江神宮が出てくるの全国大会に出てからですもんね。
でもラストの予告部分の詩暢ちゃん登場のシーン、あれ近江神宮ですよね。
後編の下の句に乞うご期待だ★
っていうか、詩暢ちゃん、美少女すぎやしませんか。楽しみです。
いやいやそれよりもヒョロ君がすげーーーーっ。よくぞ、まんま本人な俳優さん見つけてきましたね、
というくらいそっくりです。肉まん君姉も出てくるかしら。
と、まぁキャスティングについてはなかなか良い感じです。強いて言うとちはやが原作よりちょっとウルサイ感じ。ちはやってかるたのことを除くと、本当はおとなしい子じゃないかなと思うんだけど。
そして予想どおりのところへ下の句へ続く。
続きを楽しみにしています。
連用日記買いました
昨年秋からMDノートに日記というかライフログ的なものを書き残すようになり、三日坊主の私にしてはなんとなく続いている状況です。
健康診断のときに健康指導されて毎日体組成計に乗るようになって、その記録とその日の献立だけは書いているので、特に書きたいことがなくても続いているんですね。
あ とはお出かけした時に発生するチケットの半券の保管場所になっていて見返すといい感じ。(ただしオシャレではまったくないんですが…)最初は1日1ページ でつけてましたが、今は2日で1ページ、チケット貼ったりご飯食べに行った時の記録なんかがあるときは1日1ページから2ページ使う時もあったり、自由に 使ってます。
これだけで結構満足していたんですが、人様の日記の書き方を参考にしようとネットを見ていたら、どうしても連用日記が欲しくなって、今ならまだ間に合う!とばかりに買ってきました。
NOLTYのペイジェムメモリーのローラアシュレイ5年連用が素敵だなと思ったんですが、ハードカバーだと書きにくいかなと、迷いに迷って高橋書店の5年卓上日誌にしました。
使っ ていないKING JIMのA5サイズのノートカバーがあったので掛けてみたものの、日記がソフトカバー一体型になっていて、そのうえからカバー掛けるとキツキツな状態に。 カバーの上からかける必要あるのかという気はしますが、今のところ掛けたい気分なので無理やりつけてます。そのうち変えるかもですが。
連用日記は2年目以降面白いとのこと。5年後、ちょうどオリンピックイヤーだということもあり、ちょっと楽しみにしています。